【入門者向け】Anaconda仮想環境構築の方法

仮想環境を作る

Anaconda Promptで、下記コマンドを実行します。

conda create -n envname python
PowerShell

「envname」には、任意の仮想環境の名前を入力してください。
このコマンドで、envnameという、Pythonの最新バージョンがインストールされた仮想環境が作成されます。

また、Pythonのバージョンを指定する場合は、以下コマンドを実行します。

conda create -n envname python=3.10
PowerShell

実行すると、デフォルトでインストールするパッケージの確認画面が表示されます。

「y」を入力。

これで仮想環境が作成できました。
下記コマンドで、作成した仮想環境を確認できます。

conda info -e
PowerShell

base環境(anacondaをインストールしたときのデフォルト環境)と、
今作成したenvname環境が表示されます。

仮想環境を有効にする

ライブラリをインストールする前に、仮想環境を有効にする必要があります。

下記コマンドを実行します。

conda activate envname
PowerShell

「envname」は仮想環境の名前です。

(base)が(envname)に変わります。
これで、仮想環境を有効にできました。

仮想環境にライブラリをインストールする

次に、必要なライブラリをインストールします。

ライブラリをインストールしたい仮想環境が有効になっていることを確認してください。
下記コマンドでライブラリをインストールします。
(この例では、pandasをインストールしています。)

conda install pandas
PowerShell

また、バージョンを指定する場合、

conda install pandas=2.2
PowerShell

実行すると、確認画面が表示されます。

「y」を入力。doneが表示されたら完了。

また、ライブラリのアップデートは下記コマンドで行います。
アップデート可能なライブラリが全て更新されます。

conda update --all
PowerShell

また、ライブラリの削除は下記コマンドで行います。

conda uninstall pandas
PowerShell

仮想環境を削除する

conda仮想環境を削除します。

まずは、削除したいconda仮想環境が無効になっていることを確認します。
無効にするには、下記コマンドで行います。

conda deactivate
PowerShell

conda仮想環境を削除する場合は、下記コマンドで行います。

conda remove -n envname --all
PowerShell

「envname」は仮想環境を入力してください。
実行すると、確認画面が表示されます。

「y」を入力。

下記コマンドで削除されたことを確認します。

conda info -e
PowerShell

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